「原子力潜水艦シービュー号」の”Leviathan”

「原子力潜水艦シービュー号」の”Leviathan”を観ました。題名のリヴァイアサンはホッブズの本の題名に使われたので有名ですが、元の意味は旧約聖書に出てくる海に住む巨大な怪物です。その題名通り、今回は巨大海洋生物のオンパレードで、巨大シュモクザメ、巨大タコ、巨大イカ、巨大クラゲ、巨大マンタ等々、これまで出てきたのが再度登場している感じです。極めつけは巨大海洋人間!この怪物は海底の研究室で海の裂け目から地球のマントルエネルギーを取り出そうとしていた研究者のなれの果てです。その研究者海底火山の爆発と共に生じた裂け目からエネルギーが噴出していると、自分の研究の成功を確信し、パートナーの女性研究者をネルソン提督の元に送ってシービュー号による支援を求めます。しかしその女性研究者はシービュー号に乗り込むと、キッチンの塩の缶の中に幻覚剤を混ぜます。このためシービュー号の乗員全員が様々な海洋巨大生物を目撃しますが、何故かそれはレーダーには反応せずまた衝突もせずだったり、逆にレーダーには反応するのに肉眼では確認できない、という事態に振り回されます。実はこの海洋巨大生物は海底研究室の周りでは実在しており、この女性研究者は巨大生物に慣れさせるために幻覚剤を使ったと後で告白します。ネルソンと女性研究者はフライング・サブで研究所に駆けつけますが、そこで見たのは通常の人間の3倍以上の高さになった研究者でした。ネルソン提督はシービュー号に連絡しようとしますが、研究者は椅子をネルソン提督と無線機目がけて投げつけます。ネルソンが気絶している間に研究者はさらに巨大になり、外に出ていきます。(何故呼吸が出来るかの説明はありません。)そしてシービュー号を捕らえて破壊しようとします。巨大研究者がシービュー号を足で海底に押しつけ、大きな岩を振り上げシービュー号目がけて投げつけようとしますが、間一髪でクレーン艦長が電撃を命じ男が倒れて岩は研究所を破壊し、研究者は海底の割れ目に消えて行きます。ちょっとゴジラみたいな話です。しかしこれは撮影するの大変だったと思います。

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