宇宙家族ロビンソンの”The Qesting Beast”

宇宙家族ロビンソンの”The Qesting Beast”を観ました。
Jon Abbottのアーウィン・アレンのTV作品の解説本に、「宇宙家族ロビンソンの全話の中でもっとも駄目な話の一つ」とあります。まさにその通りで、ある「宇宙の騎士」(テッカマンではない)が、40年間グンダマーという火を吹く竜を追いかけているのですが、その竜と騎士の服装が、まるで「おはよう子供ショー」といった感じで、きわめてチープの子供だましという感じです。それでもちょっと面白いのは、最初はウィルが騎士にあこがれていて色々学ぼうとしていたのを、途中からただの嘘つきだと思うようになり、きわめてシニカルになってしまうことです。それに対しドクター・スミスが今回は何故か珍しくいい役で、ウィルに対してそんなシニカルな態度は早すぎる、と説教し、騎士を焚きつけて竜が隠れている洞窟を教えて対決させます。でも結局この竜と騎士はある意味なれ合いの遊びでずっと追いかけっこをやっていたことが最後に暴露されます。何だかなあ、です。

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