ONKYO D-77NE 最初の印象

ONKYO D-77NEの今の所の感想です。
2014年12月発売開始のスピーカ-の中古品ですが、本当に使われていた感じが少なく、まだエージングが必要な感じです。
30cmのウーファーですが、低音の量感はそれほどでもなく、また超低音の部屋の気圧が上がったような感じも少ないので、バスレフらしく超低音はある周波数まででそれ以下はスパッと切れているのだと思います。全体に磁気回路がかなり強力な感じで、これまでバックロードホーンが得意だった立ち上がりの早いサウンドエフェクト的な音(銃声や爆音など)がバックロードホーンにひけをとらない感じで鳴ります。逆にそういった強力な磁気回路で低域が抑制されている感じもあり、低音もバックロードホーンに近い軽い感じの低音です。なので30cmウーファーだからという重低音の量感を求めると裏切られるでしょう。(低音の量感だけだったら、先日のワーフェデールのDenton 85thの方がありました。)
中高音はナチュラルで突き刺さるような音は皆無でピアノがとても綺麗に響きます。ただ直接音と間接音がうまく溶けあっていなくてそれぞれ別に聞える感じで、この辺りはエージングで改善されるのではないかと期待しています。昔はこのシリーズのツィーターの素材はチタンなどの先端材料が使われていましたが、この77NEではアルミとカーボンの複合という割と常識的な材料に戻っています。これって最近のMCカートリッジも一緒で、かつてはカンチレバーまでダイヤモンドとかサファイアを使ったいかにもバブル経済仕様みたいなのがありましたが、最近はアルミなどの伝統素材が見直されているように思います。
セッティングは部屋の大きさの関係で、左右のスコーカーとツィーターの距離を確保するため、本来のセッティングとは左右を逆にしています。音場はこのサイズをニアフィールドで聴くとどうしても、拡がりがスピーカーの内側に限定されてしまうようで、小型2ウェイやバックロードホーンに比べると空間の拡がりが少なめです。
私は小型2ウェイは所有して使っていますが、最近流行のトールボーイは嫌いだし、大体畳の部屋では上手くセッティング出来ません。そういう意味でこういう日本の伝統的なストレート3ウェイはいまや貴重であり、人気が無いおかげで安く買えて良かったと思います。ちなみにアンプは先日組み立てた3W+3WのPCL86シングル超三結アンプです。(サブウーファーをボリューム最小にして追加してあります。)わずか片側3Wの出力ですが、十分にこのサイズのスピーカーをドライブ出来ています。

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