トワイライト・ゾーンの”To Serve Man”

トワイライト・ゾーンの”To Serve Man”を観ました。
冒頭のシーンは宇宙船の中である男が退屈を持て余しているのに対し、それを監視している何かが色々と指示をしています。
シーンは地球に変わり、ある日突然カナマイトと自称するエイリアンが地球に円盤でやって来ます。彼らは国連総会にやって来て、地球にやって来たのは地球人に彼らの技術を教えて飢餓や戦争などの悲惨なことから地球を救うためだと言います。実際にカナマイトの技術でのある種の肥料により食料生産は爆発的に増え、飢餓が無くなります。また同じくその技術であるフォースフィールドを全ての国が使うことで核兵器を含む全ての兵器が無意味になり戦争も無くなります。カナマイトは、我々が地球にやって来た意図はこれだと言って、本を出します。その表紙を解読すると、”To Serve Man”でした。これを「地球人に仕える」と解釈すればこれまでのカナマイトの行動が理解出来ます。しかしある女性学者がその本の後半部を解読すると、それは「地球人を使ったクックブック」でした。カナマイトは既に多くの地球人を自分の星に送っていましたが、地球に残った人も結局は彼らの家畜になってしまいます。つまり”To Serve Man”の本当の意味は「地球人を食材として供す」でした。
という久々に捻りが利いたエピソードでした。原作があるみたいですが、SFでは良くありそうな設定だと思いました。

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