羽入辰郎の「引用」の例

今、茨木竹二という人の「「倫理」論文解釈の倫理問題」という本を読んでいます。この中で茨木氏は羽入辰郎という学者を装ったデマゴーグの引用の仕方が著作権法や文科省によるガイドラインの内容を無視したもので、恣意的な引用操作に満ちていることを明らかにしています。

羽入の引用については、もっと面白い例があるので紹介しておきます。

羽入辰郎のマックス・ウェーバー本の中でも最低のトンデモ本に「マックス・ヴェーバーの哀しみ―一生を母親に貪り喰われた男」というのがあります。
マックス・ウェーバーについて根拠もない罵詈讒謗を尽くした本ですが、笑ってしまうのが、冒頭に「マックス・ウェーバーの業績」についての言及があり、それが何とWikipediaのマックス・ウェーバーの項の中身のコピペです。博士号までもらった学者で一応ウェーバーの研究者でありながら、自分でウェーバーの業績をまとめて書くことができない訳です。

もっと笑ってしまうのが、そのWikipediaの文章を書いたのが、他ならぬこの私だということです。証拠を貼っておきます。2006年9月23日(土)の15:51に書き込んだものです。
「58.1.251.8」が書き込み主になっていますが、ブラウザでこのIPアドレスを入れていただければ分かりますが、これは私のHPの固定IPアドレスです。

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