原子力潜水艦シービュー号の”The Mermaid”を観ました。荒唐無稽な話が多いシーズン3でも極めつけの荒唐無稽な話で、タイトル通り「人魚」が登場します。しかもクレーン艦長に捕獲されたその人魚を取り戻しに、一度登場した「半魚人」も再登場します。しかも更に話をおかしくしているのが、国際的な核軍縮会議が開かれようとする直前に、アメリカに敵対する某国が、アメリカ西海岸をターゲットとした新しい核兵器を海底にセットしたというサブストーリーです。(というかそっちの方が重大ですが。)その新しい核兵器はこれまでと同じレーダーや金属探知機では探知不可能な新しいタイプです。そこでクレーン艦長が行ったのは、何と捕まえた人魚にその新しい核兵器を探させるということでした。ネルソン提督はクレーン艦長がどうやって人魚と意思疎通したのか疑いますが、議論している二人の前に、シービュー号を先導する人魚が現れます。半魚人は人魚を取り戻しに(ということは半魚人と人魚はカップルなんでしょう)シービュー号に潜入し大暴れしますが、人魚が既に解放されていることが分かると、また海に戻ります。しかし、人魚が発見した新しい核兵器を無効化するためにシービュー号のスキューバ部隊がその兵器に向かったのを半魚人が邪魔します。副官のチップはレーザーで半魚人を殺します。(ということは人魚をまた裏切っているですが、その辺りに関する説明はなし。)ネルソン提督はどうやって知ったのかその新しい核兵器の構造についての情報を得ており、その指示でクレーン艦長が爆弾を無効化してメデタシ、というお話です。しかし、前回半魚人が登場した海とは場所が違う筈ですが、その辺りはご都合主義です。