一階のこたつ部屋のオーディオにカセットデッキ追加。引っ越しによる荷物の整理で、保存していたカセットテープが40本ちょっと出てきました。念のためアイワの安いCDラジカセで試してみたら、何と全て問題なく再生出来ました。学生時代のものはもう40年以上経っています。昔の日本のメーカー(TDK、マクセル、ソニー)の品質の良さを再確認しました。そしてCDラジカセは「90分テープは使うな」と書いてあって怖いので、結局TEACの新品のデッキを買いました。ダブルカセットである必要性は無いんですが、今はこれしか売っていません。ちなみにTASCAMでも売ってますが、TASCAMはTEACの業務用ブランドであり、色が違うだけで同じ物と思います。ついでに、ヘッドクリーナーと消磁器もまだ何とか売っていたので買いました。写真のテープは大学の時、古典音楽鑑賞会というサークルの「例会」という自分が主催してみんなに聴いてもらうというので、鳥にちなむ音楽を集めた、私のお気に入りのテープです。
なお、たった40本のテープのためにデッキ買うか、という突っ込みはあるでしょうが、アイワのCDラジカセは90分テープは使わないでください、とか怖いことが書いてあるので、貴重なテープを長く楽しむため、ちゃんとしたデッキを買いました。ちなみにヤフオク等でまだテープ音源は買えます。(ほとんど演歌系ばかりですが…)
なお、昔録音したテープを聴くと、完全ではないですが、その当時使っていたオーディオ、特にサテンのMCカートリッジの音がして懐かしいです。音質はさすがに強音では歪みが目立ちますが、それは真空管アンプも同じなんで相性がいいのかも。ブラインドで聴かせれば、カセットと分らない人が多いと思います。
なお、ドルビーBはもうICが入手出来ないということで、再生の時のみのドルビーB相当のノイズリダクションが付いています。しかし録音の時には使えません。というかまず録音はしないでしょう。