小林信彦の「地獄の映画館」

jpeg000 50小林信彦の「地獄の映画館」を再読了。1961年~1963年の映画評です。日本映画は1957年から1960年ぐらいにかけて観客動員数がピークを迎えますが、その後衰退に入ります。この本はその衰退が始まった時代の記録です。小林信彦らしく、植木等の「ニニッポン無責任時代」を最初から高く評価しています。その他、「ウェスト・サイド物語」やヒッチコックの「鳥」の封切り当時の状況がよくわかります。映画の衰退は、一般的にはテレビの普及のせいとされていますが、小林信彦はそれだけではないと指摘しています。

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