古今亭志ん朝の「大山詣り、粗忽の使者」

jpeg000 172今日の落語は、古今亭志ん朝の「大山詣り、粗忽の使者」。
どちらも良く出来た噺で笑えます。
「大山詣り」は長屋の皆で大山詣りに出かけたけど、喧嘩をしないという戒めを破った熊さんが、酔っ払って寝ている間に坊主頭にされてしまいます。それを起きて知った熊さんの復讐が面白い噺です。
「粗忽の使者」は、子供の頃から物忘れが激しいので、物を忘れる度に親にお尻をつねられていた者が、使者に立って、ものの見事に伝える用件を忘れて、それを思い出すのにお尻をつねってもらいますが、弱すぎてちっとも効かず、それを聴いた大工の留っこが、閻魔(釘抜き)でその使者のお尻をつねって…という噺です。

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