トワイライト・ゾーンの”The Hitch-Hiker”を観ました。ナン・アダムスは27歳の女性で休暇を取ってニューヨークからロサンゼルスまで車で行こうとします。途中でタイヤがパンクし、それを修理してもらっている時に、おかしなヒッチハイカー、黒い服と帽子をかぶった冴えない中年男を目撃します。彼女は当然無視しましたが、数マイル離れたガソリンスタンドまで行った後もまたそのヒッチハイカーを目撃します。今度も無視しましたが、そのヒッチハイカーは彼女の車に先回りするように彼女の行く先々で現われます。耐えられなくなったナンはハイウェイを降りて回り道をしようとしますが、そこでガス欠になってしまいます。そこで知り合った若い水兵でサンディエゴまで行くのを乗せて、何とかヒッチハイカーの姿から逃れようとします。しかしまたも現われたヒッチハイカーに思わず事故を起しそうになり、若い水兵は去っていってしまいます。たまらなくなった彼女は誰か知っている人に話を聴いてもらいたいと、自分の実家に電話します。しかし見知らぬ人が電話に出て、彼女の母親は神経がやられて入院しているということです。その理由は6日前に彼女の娘(=ナン)が自動車事故を起して死んでしまったからだ、と言います。呆然として車に戻った彼女にまたもヒッチハイカーが現われ、彼女の車に乗り込み「私の行く場所に行ってくれますね」と言います…
という、何だか笑うセールスマンを思い出すホラーな話でした。しかし、普通車でニューヨークからロスまで若い女性が一人で行こうとするか、という疑問は残りました。Wikipediaによると元はラジオドラマで主人公は男性だったようです。