現在持っている西洋剃刀の中では、ティアーリサー(Thiers Issard)のが一番切れ味が良く、良く剃れます。これの理由ですが、ティアーリサーの剃刀はC135という炭素含有率1.35%の鋼を使っていて、それの硬度が、ロックウェル硬度で63~64ぐらいみたいです。ビッカース硬度に換算すると772~800です。この硬さは岩崎浩介の「刃物の見方」に出ている往年の銘剃刀の硬度と大体一致します。Dovoのは硬度が不明ですが、多分ティアーリサーよりは硬度が落ちるように思います。
それで一昨日、ティアーリサーで剃って、ついに電気剃刀の併用をまったく無しでつるつるに剃ることが出来ました。
ちなみにeBayでティアーリサーのをもう1本注文中。(ティアーリサーは買うのが難しく、アメリカのAmazonにはありますが、日本には配送してくれない店がほとんどです。なのでeBayが一番確実に入手出来ます。)