トワイライト・ゾーンの”Four O’Clock”

トワイライト・ゾーンの”Four O’Clock”を観ました。どうもこの話の主人公は頭がおかしいとしか思えない男で、そういう話を書くべきでは無いと私は思います。オリヴァー・クラングルというのは、とにかく「悪を告発する」のを自分の使命だと思い込んでいて、手紙・電話等で勝手に悪人だと思い込んだ人の上司などに告発を続けます。その中には病院の医師で、交通事故で運び込まれた老婆が手遅れで死んでしまったのに、人殺しと彼に呼ばれて何通も病院に手紙が届いているというのがあります。その医師の妻が抗議に彼の所に来ますが、彼は悪人を告発して何が悪い、とまったく取り合いません。ついにはFBIにまで告発状を送りつけ、調査官がやって来ますが、その調査官も「精神科医の所に行ったことがあるか」と聞く始末です。彼は何故かその日の4時になると、悪人どもは身長が2フィート(60cm)になってしまう、と思い込みます。そして誰にも予想出来る結末ですが、4時になると彼の身長が2フィートに縮んでしまいます。まあ今の日本にもバスの運転手が昼食を取っているのをさぼっているとか告発する人がいますので、現代的なお話ではあります。

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