スタートレック・TNGの”Sins of The Father”を観ました。エンタープライズ号にオフィサー交換プログラムで、クリンゴン人のカーンがやって来ます。彼はクリンゴン式に威張り散らしてエンタープライズ号のクルーは辟易します。ウォーフは一言文句を言いにカーンの部屋に行きましたが、そこで聞いたのはカーンは何とウォーフの実の弟でした。カーンによると二人の父、20年前にロミュランの進撃で亡くなったモーグが、ロミュランと通じてデフェンスの開放コマンドを教えた裏切り者だという判決が出ているとのことでした。ウォーフは亡父の汚名挽回のため裁判にチャレンジします。それでクリンゴンの裁判となる訳ですが、クリンゴンは戦士の民族で名誉と正義が重んじられるのかと思いきや、裏では色々あって、実は裏切り者はモーグではなく別の者だったのですが、その者の一族が非常な重鎮で告発すると内乱になる、とのことでウォーフが連邦のオフィサーだから大きな影響はないだろう、ということでウォーフの父が裏切り者に祭り上げられた、というものでした。実情を知らされたウォーフは、自分が追放処分に代わりになることで事態を収めようとし、クリンゴンの長官に「それこそクリンゴン人だ!」と称賛されます。この話は評価は高いようですが、私的には今一つすっきりしない話です。