「謎の円盤UFO」の”Confetti check A-O.K.”を観ました。タイトルは「結婚式用チェック(お祝いの紙吹雪などがついたままになっていないか)、バッチリOK」といった意味。
ストレイカーがSHADOのオフィスに来ると皆が葉巻を吸っています。グレイ中尉に双子の赤ちゃんが産まれたので皆に葉巻を配っているものです。(アメリカの習慣です。しかし、このドラマでは「嫌煙」はまるで見られません。)ストレイカーは自分の子供が産まれた10年前を思い出し、ということでSHADOが最初どのように作られたのか、という話になります。同時にそれは新婚ホヤホヤだったストレイカーとメアリーの生活がどのように崩壊したのかという話にもなります。まあ、SHADOみたいな組織をいきなり責任者として構築するのを担当し、それも秘密裏で激務の理由を奥さんにも一言も打ち明けられず、毎日帰ってくるのが午前様、というのであれば普通家庭は崩壊します。1970年の最初の放送の時に、身につまされる日本のお父さんもたくさんいたんだろうなと思います。こういう人間ドラマ100%みたいな話がはさまるのもこのドラマの大きな特徴ですね。