原子力潜水艦シービュー号の”Deadly Cloud”

原子力潜水艦シービュー号の”Deadly Cloud”を観ました。ある海域に発生した巨大な雲から発生する何らかの力で、暴風雨、地震、火山の爆発、そして津波が全世界で連続して発生し、地球の崩壊の危機に。例によってシービュー号が調査に向かい、クレーン艦長が何故か一人でフライングサブに乗って雲の調査に出かけますが、そこでフライングサブがコントロール出来なくなり、クレーン艦長は気絶してしまいます。実は雲はある星から来た金属の体を持つエイリアンが発生させたもので、クレーン艦長はそのエイリアンに支配されてしまいます。クレーン艦長はシービュー号に戻りますが、証拠となるビデオフィルムを焼いてしまいます。シービュー号は雲から非常な高温が出ていることを突き止め、そこに熱検知魚雷を撃ち込んで、その後シービュー号も突入しようとします。しかしエイリアンに操られたクレーン艦長がそれを邪魔します。そうこうしている内にネルソン提督はエイリアンによって雲の中に連れ込まれ、彼らの目的を知ります。エイリアンは、彼らがまだ知らない技術が地球にあると思っていて、それを知るためネルソン提督をわざわざシービュー号に戻します。ネルソン提督はすべての、核を含むミサイルを雲に向かって撃つように命じます。そこでまたクレーン艦長が邪魔をしますが、ネルソン提督はミサイルを手動で発射します。そこでエイリアンが出てきて、核兵器の秘密が分かったので、それを逆用してシービュー号を破壊する、といった事を言いますが、何故か核ミサイルは爆発し、雲は吹っ飛び、シービュー号は至近距離にいた筈なのに何故か平気で、クレーン艦長は正気に戻って良かったね、という話です。前半はそれなりに緊迫感があって良かったですが、後半はもうストーリーになっていない感じです。この話がシーズン3の最後から2番目の話ですが、このシーズン3のあまりのひどさで視聴率は低迷したようで、真剣に打ち切りの話が議論されていたみたいです。そういう中で作られたものなので、スタッフももうやけくそで、今までのシーンをつなぎ合わせて作られたような回でした。

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