宇宙家族ロビンソンの”The Challenge”を観ました。ジュピター2号に夜中に侵入者があるので、ドクター・スミスとウィルが警報装置を張り巡らして外で寝ていたら、ウィルと同じで12歳のエイリアンの少年が槍を持ってやってきます。その少年はある星の支配者の息子で、その後を継ぐためには、彼の勇気を証明する必要があるということで、やたらとウィルにからんで来ます。結局その少年クオモとウィルは、クオモの父「支配者」(「王様と私」のユル・ブリンナーみたいな俳優)の立ち会いの下で果たし合いを行います。最初の戦いではウィルが負けましたが、徐々にウィルが盛り返し、互角の戦いになります。そこでその「支配者」がクオモの代役で戦うと言い出し、結局ロビンソン博士がその相手になります。それは5万ボルトの電撃を持つ剣による斬り合いでしたが、ロビンソン博士が勝ちます。父親に信用してもらえなかったクオモは自分の勇気を証明するために、ある洞窟のモンスターに槍だけで挑み、それを助けに父親が来て、という所で唐突に終わって次週予告に変わります。何というか、1960年代ではまだ色濃くあった男性マッチョ主義の象徴的なお話でした。