スタートレックのファーストシーズンの”A Taste of Armageddon”

スタートレックのファーストシーズンの”A Taste of Armageddon”を観ました。非常に面白いストーリーでした。エンタープライズ号は、地球連合の外交官を乗せて、エミニアー7という星に向かっています。その目的はかつて交渉がなかったこの星との外交関係を構築することです。しかしエンタープライズ号がその星に近付くと、「それ以上近付かないように」という警告を受けます。しかしカークとスポック他がその星に転送されると、外見は地球人と同じそこの人間が、現在500年間も戦争が続いてるので、地球と外交関係を持つことは出来ないと言います。その話している間に、敵であるヴェンディカーからの攻撃を受けます。その星の司令官はその攻撃で50万人が死んだと言いますが、カーク達は何の爆発音も放射線も感じませんでした。実はその2つの星の間では、コンピューター上で戦いが行われており、何らの物理的な損害は発生しません。しかしながらコンピューターによって戦争で死んだとされた者は処分機で分解されなければなりません。その星の司令官によればエンタープライズ号のクルー全員も既に戦死しており処分されなければならないと言います。もしその処分を行わなかったことが相手方に知られると、今度こそ本物の兵器による攻撃が行われます。カーク達は捕まりますが、護衛の武器を奪って逃げ出します。しかしカークは再度捕まり、その星の司令官がエンタープライズ号に通信しようとした隙に、スコットに、司令官命令第24号を命じます。それは24時間以内にその星を破壊せよ、という命令です。カークは結局その指令を上手く脅しに使い、戦争を行っているコンピューターを破壊し、長官に相手方と和解して平和を樹立すべきことを説きます。そして地球の外交官がようやく出番が来て2つの星の間の交渉を取り持つことになります、という話です。まあ、ずっと戦争ばっかりやっているアメリカのドラマで、こういう話が作られたのも不思議です。初放送は1967年2月で、丁度ベトナム戦争に対する反戦運動が盛り上がって来た頃で、それと関係あるのかもしれません。

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