トワイライト・ゾーンの”Shadow Play”を観ました。アダム・グラントは殺人の罪で裁判所で電気椅子による死刑を宣告されます。その判決に対し「また俺を殺さないでくれ」と叫びます。彼はそれは現実ではなく、彼が見ている悪夢だと思っています。彼はそれを弁護士や他の死刑囚にも説明しますが、誰もそれを信じようとはしません。12時になって電気椅子に座らされまさに処刑されようとした瞬間、彼はまた判決の場にいます。しかし今度の裁判官は、先ほどの死刑囚の一人だった人に変わっています。彼はこうして毎晩同じパターンの夢を繰り返し見ている、という奇妙な話です。まあトワイライト・ゾーンらしい話ではありますが。中二病というか哲学で言う唯我論、フレドリック・ブラウンの「火星人ゴーホーム」と共通する主題のエピソードでした。