トワイライト・ゾーンの”The Fugitive”

トワイライト・ゾーンの”The Fugitive”を観ました。久しぶりのほのぼの系で良かったです。アウター・リミッツは暗い話がほとんどですが、トワイライト・ゾーンはたまにこういう話があるのがいいです。オールド・ベンと呼ばれる老人は不思議な力を持っていて子供達にそれを示しますが、特にジェニーいう左足の悪い女の子が大の仲良しでした。ジェニーはベンにどうして私の足を治してくれないの?と聞きますが、ベンはそれは出来ないと答えます。しかしベンを追って二人の刑事のような男達がやって来ます。しかしベンはアブに姿を変えてやり過ごします。ベンはジェニーに自分は一種の犯罪者であの二人は自分を捕まえにやって来たので、別の世界に行かなければならないと言います。しかしその前にベンはジェニーの足を治してやります。二人の男はベンが逃げたのを知り、最後の手段でこれしかないと言い、ベンがジェニーを治すのに使ったのと同じ装置で、ジェニーを気絶させます。医者はジェニーは今にも死にそうだと言います。結局ベンはジェニーを元に戻すためにまたやって来ます。ベンは実はある星の王様で何千年もその星を平和に治めていましたが、その暮らしが嫌になって地球に逃げて来たのでした。二人は刑事ではなく、ベンの臣下でした。ベンは本当に良い王様なので戻って欲しいと二人は言います。すっかり元気になったジェニーはでは私も連れて行って、と言いますが、二人の臣下は審議官がダメだと言うだろうと言います。そこでジェニーはある作戦を思いついてベンに耳打ちし、ベンは二人に一分間席を外すように言います。二人が戻ってくるとそこには二人のジェニーがいました。二人にはどちらがベンだか分らず、間違った方を連れて帰ると彼らの責任となるため、結局二人とも連れて行くしかない、ということになります。ベンの正体は実はハンサムな王でした、というお話です。
ジェニー役の子役が実に可愛らしいのですが、スーザン・ゴードンという女優で、「五つの硬貨」という映画にも出ていた人のようです。18歳で芸能界を引退したので子役としてのみ記憶されているようです。

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