トワイライト・ゾーンの”The Gift”を観ました。アメリカとの国境に近いメキシコのある町にUFOが現れ、そこから出てきたヒューマノイドのエイリアンを警官が撃ちます。その前に同僚の警官がそのエイリアンによって殺されたからです。そのエイリアンは血を流しながらあるバーにやってきてワインを所望します。そこで働いていた孤児のペドロがそのエイリアンの面倒を見ます。彼はそこでは異邦人で友達もおらず孤独だったので、すぐにそのエイリアンが自分と同じだと思い、親しみを感じていました。エイリアンはペドロにプレゼントだと言ってあるタブレットのようなものを渡します。しかし結局他の警官がやって来て、彼を殺人の容疑で逮捕しようとします。彼がペドロに近付こうとしたのをペドロを殺そうとしていたと勘違いし、エイリアンを撃ち殺します。ペドロがもらったタブレットのようなものを人々が悪魔の道具だと言って火にかけます。しかしエイリアンを治療した医者がその内容を読もうとすると、「これは贈り物です。以下はあらゆるガンを予防するワクチンの処方です。」とありました。しかし火にかけられて残りは焼けてしまって読めませんでした…
エイリアンに限らず、閉鎖的なコミュニティの人は外からやってきた見知らぬストレンジャーをしばしば排撃しがちである、という寓意が込められていて、あまり後味は良くないです。