ワーフェデールのDenton 85th レビュー(その2)

ワーフェデールのデントン85thですが、真空管アンプで鳴らすのは諦めて、アキュフェーズのE-600で鳴らしています。このスピーカーはシビアにサウンドチェックするようなものではないと思いますので、サランネットは付けたままにしました。相変わらずオケの押出し感は見事です。ただちょっとウーファーのケブラーコーンがまだちょっと硬い感じです。オケがいい一方でソロ楽器は今一つで例えばクラシックギターなんかはかなり音像が膨らみますし、またキャビネットの共振が余計な感じです。このキャビネットがピアノを鳴らした時に割れたような感じに共振することがあり、ちょっとこの点はイマイチです。また、スーパーツィーターを付けてみようと実験しましたが、やはりその音がキャビネットで共振して良くなかったです。オリジナルのままで聴くのがいいようです。

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