本日復活した300Bのシングルアンプ初号機について、300B以外の真空管を整流管も含めてJJ製に交換。気のせいか多少膨らみ気味だった音像が引き締まったように思います。
JJはスロヴァキアの真空管メーカーで、昔の名門のTESLAの製造設備を引き継いでいると言われています。色々最近試した中では、このJJ製が比較的品質が安定していて、しかもそれほど高価ではありません。
この初号機の音が非常に素晴らしいと思っている訳ではありませんが、最初にこれを聞き出した時「ああ、これが真空管の音なのか」と思っていて、ある意味懐かしさを感じます。今シビアに聴くと、色んな所に甘さ・曖昧さがあって決して純粋にHiFiな音とは違うとは思いますが、万人向けの聴きやすい音であることは否定しません。