スター・トレックの第3シーズンの”The Tholian Web”を観ました。3週間前に消息を絶ったままのUSSデファイアントの捜索にエンタープライズ号が未知の宇宙空間にやって来ます。そこでは計器類がまともに働きませんが、クルーは目視でデファイアント号が漂っているのを発見します。カーク達4人は念のため宇宙服を着用してデファイアント号に転送で降り立ちます。そこでは船長もクルー全員もお互いに争いながら死んでいました。カークはデファイアント号が異次元空間に飲み込まれそうになっているのを察知して戻ろうとしますが、転送装置は3人ずつしか使えません。カークは自分が残り、スポック、マッコイ、チェコフの3人をエンタープライズ号に戻します。その後、カークの転送は失敗し、カークはデファイアント号と一緒に異次元空間に消えてしまいます。スポックは次にこの宇宙と異次元空間が接触するのは2時間後と計算して待とうとしますが、そこにトーリアンというエイリアンの宇宙船が近づき、領域を犯しているので至急立ち退くように通告します。スポックは2時間後に探しているものが現われるのでそこまで待って欲しいと頼みます。しかしおそらくトーリアンの宇宙船がやって来たため時空が乱れ、2時間経ってもカークは現われず、エンタープライズ号はトーリアンの宇宙船から攻撃されます。2回目の攻撃の後、スポックはフェイザー発射を命じ、相手の宇宙船を無力化します。しかし別のトーリアン船が現われ、最初の船を修理し、2台で何やらエネルギーシールドによる網みたいなものをエンタープライズ号の周りに構築し始めます。しかしエンタープライズ号もエンジンが故障して動けなくなります。そうこうする内にデファイアント号のクルーを狂わせた何かと同じことがエンタープライズ号の中でも起き始め、一人二人と凶暴になって仲間に襲いかかるクルーが出始めます。スポックはカークの宇宙服の酸素が切れてカークは死んだと判断し、クルーを集めて説明します。マッコイはスポックの指揮ぶりを批判し始めます。二人はしかし、カークが残した非常用の動画メッセージを見て、自分達がすべきことを思い出し和解します。その内、ウフーラが宇宙空間を漂うカークを目撃し、最初は幻覚を見たということにされますが、そのうちスコッティも目撃、更にはスポックやマッコイもカークが生きていることを確認します。エンタープライズ号はトーリアンの網が完成寸前に脱出し(しかしどう考えても網の構築に時間がかかり過ぎで、武器としてほとんど無意味です)、カークを転送でようやく収容します。カークは最後の動画を見たか、と聞きますが、スポックとマッコイは忙しくて見ている暇が無かった、ととぼけます。しかし、トーリアンの網はほとんどどうでもいい話でした。