「原子力潜水艦シービュー号」の”The Killers of the Deep”

「原子力潜水艦シービュー号」の”The Killers of the Deep”を観ました。この回は良かったです。正統的な、駆逐艦対潜水艦の戦いです。といっても潜水艦はシービュー号ではなく、ある小国の旧式の潜水艦です。この潜水艦はアメリカが水中のサイロに保管していた核ミサイルを盗み出して自国に持ち帰ろうとしていました。それをフライングサブでネルソン提督とクレーン艦長が探りに来ますが、潜水艦のミサイルでフライングサブは撃墜され、二人は救命胴着とパラシュートで脱出します。ネルソン提督はアメリカの駆逐艦に救助されますが、クレーン艦長は敵の潜水艦に捕まってしまいます。駆逐艦の艦長は潜水艦からの魚雷攻撃で戦死し、ネルソン提督が替わって指揮を執ります。それでここからの潜水艦と駆逐艦の戦いが非常に見応えがあります。敵の潜水艦の艦長もなかなかの知恵者で様々なデコイを駆使して駆逐艦を翻弄します。クレーン艦長は手錠を外して敵の潜水艦の中を逃げ回り、レーダーを破壊したり、警笛を鳴らしてこの潜水艦の位置を駆逐艦に知らせたりと活躍します。駆逐艦は結局3発の魚雷をくらって船は炎上しネルソン提督は乗員に退避命令を出します。しかし潜水艦も爆雷攻撃で損傷して浮上し、最後はネルソン提督が駆逐艦自体を潜水艦にぶつける、という結末で、辛くもクレーン艦長が爆発の寸前で敵潜水艦から脱出します。しかし、今回はシービュー号自体は何の役にも立っていませんでした。

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