アウター・リミッツの”The Chameleon”を観ました。あるエイリアンのUFOが地球に着陸し、一人のガードマンを殺害します。軍隊はすぐに攻撃しようとしますが、調査の結果UFOが核エンジンか核爆弾を中に持っていることが分り、攻撃は中止になります。CIAはこれまで何度も困難な任務を成功させてきたメイスというある意味自分を持たないで任務に徹する男を、エイリアンの血から採取したDNAを使ってエイリアンの姿そのままに変異させ、UFOの中に送り込みます。メイスはすぐに地球人が化けたものだということがばれ、フォースフィールドに捕まえられてしまいます。メイスはしかし、エイリアンのDNAから彼らの知識の一部も体得し、エイリアンの宇宙船の状況やその他について披露し、エイリアンは結局メイスを仲間と認め、彼らの星に一緒に来るように誘います。しかしCIAのボスからの合図で自分の使命を思い出したメイスはエイリアンの一人をエイリアンの武器で殺害します。そしてもう一人残ったエイリアンを追い詰めながら、結局エイリアンが平和な種族であり、むしろ地球人が残虐であることを悟り、CIAのエージェントとしてこれまでカメレオンのように生きてきたのを止め、今度こそ本当にエイリアンの星に自ら行くことを望みます。メイスの気持ちを理解した軍隊のトップとCIAは、UFOを攻撃せずにそのまま離陸させ見送ります。
まあ結局恐ろしいエイリアンっていうのはもしかすると地球人の残虐さの単なる反映かと、反省させるようなお話でした。