トワイライト・ゾーンの”What’s in the Box”を観ました。タクシードライバーのジョーは調子が悪い家のテレビを電気屋に修理させますが、1時間経ってもなかなか直りません。怒ったジョーは修理を打ち切って電気屋を追い払います。ジョーがプロレス中継を観ようと間違えてチャンネル10という存在しないTV局のチャンネルに回すと、そこには自分と妻のフィリスの出会いの場面が映っていました。驚いたジョーはフィリスを呼びますが、TVの画面はノイズが映っているだけでした。ジョーがまたTVを観ると今度は先ほどの食事のシーンです。そしてついにTVは未来のシーンを映し始め、そこではジョーとフィリスは喧嘩を始め、はずみでジョーはフィリスを窓から蹴落とし殺してしまいます。ショックでジョーは気絶します。医者に来てもらって鎮静剤を飲みますが、ジョーはフィリスに向かって先ほどの未来を反省して愛していると言いますが、フィリスはそれを馬鹿にしたため、結局テレビの通りにジョーはフィリスを殺してしまい、これも予告されていた通り死刑になります…まあありがちな話ですが、この時代修理屋が持っているのがまだ真空管だというのが私的には面白かったです。トランジスター化が始るのは後3年ぐらいでしょうか。