古関裕而の「若鷲の歌」 Posted on 2020年10月8日 by t-maru 今週の「エール」は「若鷲の歌」でしたけど、珍しくあまり脚色せず、ほぼ事実のままです。ただ短調の方を作曲したのは予科練の中ではなく、予科練に向かう列車の中ですが。 キーボードで弾いてみると、この曲はト短調で、古関にしては珍しく和音が単純で三和音、それもほとんどGmとD7で、後はCmが一カ所だけで、覚えやすさ、歌いやすさを重視している感じです。しかしその代わりにメロディーが凝ってて、ミ→ミの1オクターブのジャンプが三回出て来て、これが曲を盛り上げるのに貢献しています。 Related Posts:古関裕而の「ビルマ派遣軍の歌」古関裕而の「紺碧の空」とシューベルトの「ザ・グレート」刑部芳則著の「古関裕而―流行作曲家と激動の昭和」古関裕而の「暁に祈る」の販売枚数古関裕而の「船頭可愛や」の楽譜と実際の歌の違い古関裕而リンク集追加増補版