スタートレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションのパイロット版である”Encounter at Farpoint” を観ました。前のスター・トレックから80年後という想定で、今度のエンタープライズ号は銀河系間を航行出来る巨大なもので、また円盤部の居住セクションがエンジン・戦闘パートとは分離できるという設定になっています。またホログラムにより地球の森のような空間もあり、前作よりかなり進んでいます。
艦長はジャン=リュック・ピカードで、カーク艦長と違い、初老で沈着冷静、仕事に集中する余りずっと独身という設定です。カークに似ているのはむしろ副官のウィリアム・ライカーです。今回はヴァルカン星人は登場せず、その代わりにデータというアンドロイドが登場し、その役目を担っています。後はクリンゴン星人がクルーにいたり、女性も多く活躍しています。このパイロット版では提督役で、ドクター・マッコイの人も登場していました。お話は結構難解でQという連邦の人間よりはるかに進んだ知性体が出て来て、連邦人を野蛮と笑い裁判にかけて裁こうとします。ピカード艦長がその挑戦に見事に勝ち、宇宙クラゲのペアを無事に解放して感謝されるという話です。ちょっとTV番組としてはハイブロウすぎると思いました。今後に期待です。